(ランディングネット材料)
10月12日 ・・・無題。
禁漁になって2週間・・・。
え〜〜、私、もうストレスがたまってしまって死にそう。
それで先週には自転車を持ち出して、白鳥から長良川を下って、万場で右折して、ナントカ峠を越えて落部へ抜ける道を走りました。後で調べたら、標高差が300mほどの峠で太ももピリピリ。3日動けなんだ。中高年なんだから、ムリしちゃあいかんです。
以下、その日の写真。(戻る時には、プラウザの戻るをクリックしてください)

峠林道入り口の碑。
なんか、ありがたい。

水辺の花。


名残を惜しむ鮎師。
でも、先の台風で終わったか?

夕日に光るススキ。


11日も自転車漕いで、白鳥から高鷲の猪洞谷まで行った。途中に二日町の千城ヶ滝を見て、その上流も確かめた。猪洞谷に着いた頃には、やっぱり太ももピリピリ。 帰りはずっと下り道だから楽かと思ったものの、お尻は痛いしフラットな道を漕ぐのも辛かった。

12日はさすがに体力が残ってなくって、車でクマ棚探しに白川村まで行く。
誰かに聞いたかTVで見たのかは忘れたけど、天生峠のてっぺんに遊歩道があって、そこにクマ棚が一杯あるらしい。で、いまならちょうどクマ棚を作る季節なのでぜひ見たいと・・・。が、そこの駐車場、車が満杯でした。
ヘキエキしてそこを後にしてR360を下ってたら、土手の上に黒い影。・・・クマ!!。早々に車を止めて撮影したかったけど、トロトロと走る私の車の後ろには数台の車が連なってて、前からも何台も車が走る。ここで私が車を止めると、あっというまに渋滞が始まって、とんでもないことになる。
やむなく私はちょっとスピードをゆるめて、クマをじっと見つめる。するとそのクマは、フッと立ち止まって、小首をかしげて私を見つめ返してくれたのでした。その距離4mたらず。ほんの数秒のことでした。
カワイイ〜〜〜。

その後、小鳥ダムに流れ込む栗ヶ谷を歩いた。ドングリは一杯あるもののクマ棚はなし。魚は数匹見たけれど、この谷は釣欲はわきません。渓相が荒れてます。

さてさて、クマが見れて私のストレスはある程度は発散されましたが、それもひと時のもの。
ついに物欲に走ってしまって、ランディングネット材を購入(上の写真)。ハワイアンコア素杢なるもの他。今まではヒノキと桐の柔らかい素材で作ってたのに、こんな硬い素材で私に出来るのだろうかは疑問。
あと、バンブー材も注文してしまった。竿なんか一杯あるのに。
それから、「インドミー(indomie)お試し8種類16食セット(バリのインスタント焼きそばやラーメン)」まで注文してしまった。
もし美味しかったら今後レポしますが、そうでなかったらそのまんまに終わります。

(丸印がクマ棚)
10月31日 クマ棚探し
船長の入手した情報によると「白川郷の大窪沼周辺には、一杯のクマ棚がある」らしい。で、船長と共に行ってみた。
白川郷から白山スーパー林道に行く道を登って、その料金所のすぐ手前を左折して林道をちょっとだけ進むと、「大窪沼」があります。
約500×100mくらいの広さで、その半分以上がヨシ?で覆われてて、沼と湿地のあいのこみたいな所です。ここは春になれば、水芭蕉が咲いてカタクリも咲いて、ギフチョウが乱れ飛ぶのだそうな。
私には植物の興味は無いので水の中を覗く。すると、小魚が一杯。場所的にイワナかと思ってよ〜く見ると・・、なんだかクソンボっぽい(アブラハヤのこと)。中には平べったい小魚がいて、あれは鯉の稚魚か??少し沖を見つめたら、80cmくらいの鯉が泳いでた・・・・。
ここは最大水深でも1mたらずの所で、しかも冬には3m以上のの積雪があるはず。よくこんなところで生きていけるな。期待のイワナは1匹だけ見た。

とりあえずは大窪沼を一周したけれどクマ棚は見つからなかったので、今度は車から自転車を取り出して林道沿いを探ります。でもクマ棚は見当たらず諦めかけてた時にやっとこさ見つけた。(トップの写真) 
しかしこれは今年の製作品ではなくって、去年のクマ棚の中古品です。こんな木が3本あった。まあ今年は山奥の実りがよかったのでしょう。中古品でも、クマ棚を探して、クマ棚を見つけられただけでも満足でした。

さて、ランディングネット、とりあえず完成です。

「とりあえず」の意味は、塗装をオイルフィニッシュのしたので、終りが不明確なためです。だいたいこれで10回ばかりオイルをすり込んでます。あるサイトによると「何回かすり込んでるうちにオイルが浮いてくるので、後は納得のいくまですり込んでください」とある。現在では、部分的にオイルが浮き上がる状態。まあ、細部に不満もあるので、こいつはこれでいいか???
塗装をオイルフィニッシュにしたのは、ただ単にウレタン仕上げに自信がなかっから。あれはちょっと大変そうです。私にはムリ。
不満の1つには、全体的にやや黒すぎるか?塗装前にアルコールで濡らした時には中間色で気に入ってたけど、オイルを塗ったら、ずいぶんと濃い色になった。牛道の黒いイワナを撮影するには不向きか?まあ、色々とやってみないと結果は予想できませんね。
以下、詳細写真。(戻る時には、プラウザの戻るをクリック)

(コルクリングの接着・および成型)
12月8日 竿作り
え〜、久々に更新いたします。
11月も谷の徘徊を楽しむつもりでしたが、ある日ちょとした出来事に遭遇しまして、それは数ヶ月間のトラウマとなってしまった去年の12月の谷での大きな出来事を思い起こしてしまって、谷へ行くのが億劫になってしまった。その、ちょっとした出来事の後に一度だけ田茂谷を歩きましたが、その林道のカーブを曲がった先に「もしかしたらアレがあるのではないか?」と思ってしまって、心地良い散歩は出来なかったので、今年はもうヤメにした。
あいまいな表現でアレなんですが、約数名の方は解ってくれるでしょう。

リールシートの接着それでまあ、11月は竿作りに没頭。
今回作るのは、7’00”#3と6’00”#2〜3?。
7’00”のは、今年主に使ってた竿と同じテーパーですが、今まで使ってた竿はティップの焼きが甘かったせいか、使うたびに先っぽの方がグニャリと曲がって、それが元に戻らなくって気に入らなかった。なので今回はしっかり火入れしての作り直し。
6’00”は今回初めて作るテーパー。まあ、マニアックな竿です。ネット上では参考テーパーは見当たらないので、先の7’00”の竿を30cm短く持って振ってみて、それを参考にティップをほんの少し細くしてバットをちょっと強くしてみた。実際ラインを通して振ってみないと解りませんが、現在のところでは使えそうな感じです。
ただ竿作りの要領は良くなったのですが、いかんせん集中力が希薄になってしまって、6’00”の方は、接着剤をこそげ落とす時に先っぽ10cmが四角柱になってしまうし、フェルール取り付けの際の削りもユルユルになってしまうし、それからリールシートのリング(上下のあるタイプ)を逆に付けて接着してしまった。今さら直せん・・・。
これだから年寄りはキライ!!(私の事です)

さて、久々の読書。もりたなおる著「轟く土俵 小説・白真弓肥太右衛門」新人物往来社刊。
これは随分前にある本の書評欄に出てて、ずっと気にかかってた本。その時には入手方法が解らず、先日ふと思って検索したら、アマゾンのマーケットプレイスに1円で出てた(送料340円)。即購入。
白真弓肥太右衛門は幕末の力士で、名前を見たら想像出来る方もありましょうが、彼は岐阜県・白川村の出身なのです。勝率はきあめてよろしくない。ではなぜ彼が小説となったか・・・。あとは本を読んでください。彼の頭の中には、常に何かが轟いておったのです。若き山岡鉄舟が彼を語ってくれます。(と言っても、私はまだこの本を2/3までしか読んでません。明日には読みきります)

1月1日 謹賀新年
明けましておめでとうございます。
旧年中は何かとお世話下さいましてありがとうございました。
本年も、相も変らぬお付き合いの程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(小動物が歩いた・・・ネズミ??)
1月10日 九頭竜
ヒマなので、九頭竜ダムバックウォーターへ、カメラを持って行って見た。
ウェーダーに長靴、そしてカンジキを装着して出発。
積雪は1mくらいで湿った重い雪。一歩ごとにズブズブ沈んで、足を前に出すごとにカンジキに重い雪がからんで歩きにくい。スノーシューだったら、もっと歩きやすいのかな?

今年は暖冬とのことで、雪はあまり降るつもりはなかった。
けど、12月の遅い遅い初雪はたったの3日で130cmほども積もって、屋根に登らざるをえなんだ。正月も大雪予報が出てましたが、こいつは60cm程度ですんだのでホッとした。
雪は例年以上に降りますが、ただ暖冬予報は当たっていて、気温は高めです。だから雪は湿って重く、私はスノーダンプを1台壊してしまった。雪はキライだ!!


バックウォーターを散策して、時折写真なんぞを撮って、やっぱり谷も見てみたいので田茂谷方面へ歩く。林道にさしかかったあたりから雪が軟らかくなり、前以上にズブズブズブと沈む。しかも雪は重いまんま。ますます歩きにくい。そして風が吹くと、上空を覆う杉林から、ドドドッと雪が落ちてくる。チラリと谷を拝んで退散。

車に戻ってもう一度バックウォーターあたりを見ると、日差しが斜めに差し込んで木陰がずっと長く延びてます。フォトジェニック〜と思ってまた雪面を降りたけど、さっき歩いた私の足跡が邪魔でガッカリなのでした。